おしゃれになれないと諦める前に、一度だけ私にチャンスを下さい

地方の田舎から出てきてかなりダサかった自分が、どんな方法でオシャレになったのか。徹底的な洋服の分析で明らかにされた、あなたの固定観念を揺り動かす新感覚ファッションブログ。超具体的に、本質からオシャレを考える。

【おしゃれとは無縁と考えている人にこそ見て欲しい】おしゃれは知識と実践の蓄積である。何事にも近道なんてない。

おしゃれは芸術的な感性がないと難
しい」と多くのおしゃれでない人は、
考えるかもしれない。

 

だから自分とは無縁の世界で、交わる
ことのない領域だとはなからあきらめ
てしまっている。

 

もしくはそうなりたくても、なれる確
証がないから行動できない。

 

もしあなたがそうだとしたら、実にもっ
たいないことです。

 

だって誰にでもおしゃれを楽しむ権利は
もちろんあるし、誰でもかっこよくなれ
るからです。

 

そう、誰でもです。

 

「何でそう言い切れるの?」

 

とあなたは思うかもしれません。

 

人間は技術的なことでも、知識的なこ
とでも大方習得できます。

 

知識と実践を繰り返していけば、ほと
んどのことは習得できるでしょう。

 

つまり時間をかけて、その物事をこな
していけば一定のレベルまでは到達で
きるのです。

 

あなたは今スマホの文字を、片手でそ
れも物凄いスピードで、ときには両手
を駆使しながら入力出来ると思います。

 

「そんなの当たり前じゃん」

 

とあなたは思うかもしれませんが、
これ全然当たり前じゃないんです。

 

スマホを触ったことのない高齢者が、
あなたと同じスピードで文字入力出来
ますか??

 

出来ませんよね。

 

これも当たり前のことです。

 

今では多くの人がスマホを使い、高速
で文字入力を行えるために、そのスキ
ルの希少性は全くありません。

 

だから、あなたは高速で文字入力が出
来ても全くすごいと感じられないので
す。

(全くスマホを触ったことがなく、こ
れからスマホを扱えるようになりたい
という意欲的なおばあちゃんからはす
ごい!と思ってもらえるでしょう。)

 

逆にメッシのようにボールを自由自在
に扱えるようになりたいと考えるのな
ら、膨大な時間の実践(練習)が必要
になります。

 

世界のトップオブトップですから、そ
の希少性はオンリーワンでありナンバー
ワン。

 

そのスキルを得る難易度は半端ではあり
ません。

 

なりたくてもなれない、習得したくて
もできない希少性の高いスキルは、多
くの人に憧れられる、高い評価を得る
ことができるのです。

 

でも、あなたが目指したいのは周りの
人からかっこいいと憧れられるおしゃ
れ。

 

そこまでの圧倒的なスキルは必要あり
ません。

 

仮に上位10%と仮定しましょう。

 

その上位10%に入れる実践をすれば、
すぐにあなたもおしゃれの仲間入りを
果たせます。

 

しかし、ファッションは少し特殊です。

 

実践と言っても1日に1回着こなしを考
えて洋服を選ぶだけ。

 

つまり1日1回しか実践できないという
ことです。

 

しかもその実践も限られたワードローブ
の中からしか出来ず、全く着こなしが変
わらないなんていうのもザラです。

 

ほぼ実践していないに等しいのです。

 

だからこそ、洋服を合わせるスキルは全
く向上しないわけです。

 

女性を見ても分かります。

 

女性は歴史的にも着飾る文化が男性よ
り発達しており、男性よりもおしゃれ
だと感じる人が多いというのは、肌感
覚で理解できるのではないでしょうか。

 

レディースはメンズより服の種類が多く、
マーケットも男性より規模が大きく、洋
服も安い。

 

だからこそ、「あーでもない、こーで
もない」とどんな服を合わせるかと考
える頻度が圧倒的に多く、その分だ
け洋服合わせるスキルは向上していき
ます。

 

だからこそ、おしゃれになれないのは
センスが無いから、感性が鈍いから、
ではなく、圧倒的に実践が少ないから
なのです。

 

しかも、そもそもファッション自体、
実践が少ないわけです。

 

毎日一回しかコーディネートできない
わけですからね。

 

でも、ここでひとつ問題が生じます。

 

今あなたが持っている洋服では実践に
限界が生じてくるということです。

 

だからといって、新しく洋服を何着も
買うわけにはいかない。

 

洋服は無数にありお金がいくらあって
も足りないですからね。

 

だからこそ、その実践を圧倒的に減ら
す知識を深めていくことが非常に有効
な手段になります

 

なかなかファッションの基本って、認
知されていません。

 

検索してもなかなか出てこないし、あっ
たとしても結構適当なことが書かれて
いたりします。

 

「ファッションの基本は、まずは3シル
エットから」とか。

 

根拠は何!?ってなりません??

 

言っていることがばらばらだったり・・。

 

何を参考にしていいか、何を信じていい
か分からなくなるんですよね。

 

まあおしゃれってかなり曖昧な概念なの
で、ばらばらになることは致し方ない部
分もあるとは思いますが、もうちょっと
根拠の部分をしっかりしたほうがいいと
は思います。

 

根拠がしっかりしていると再現性が高い
知識として、あなたの財産になっていき
ますし、あなたが実践の繰り返しによっ
て得られる感覚の習熟をかなり早めるこ
とが出来るようになるのです。

 

コーディネートは技術の上達ではなく、
知識を持っているかどうかによる部分が
大変大きいからです。

 

洋服をミシンで作るわけではないじゃな
いですか。

 

技術の上達はいらないんです。

 

既存のものを組み合わせることが出来る
かどうかなので、知識の蓄積がそのまま
おしゃれに直結していきます。

 

洋服の知識を蓄積していくほど、あなた
の着こなしの幅は広くなっていくのです。

 

ただ、自分に似合う洋風を知るためには
どうしても実践を繰り返していくことが
必要になります。

 

なぜなら、体型や顔はひとりひとり違う
ためであり、その人に似合う洋服選びは
非常にパーソナルな問題だからです

 

つまりあなたに似合うからと言って、他
の人に似合うとは限らないし、他の人が
似合わないからと言って、あなたに似合
わないとは限らないのです。

 

この時間はいくら知識をつけても、ゼロ
にはできません。

 

あなたのおしゃれになるスピードを劇的
に早めることは出来ますが、それはきち
んと知識を吸収していけばの話。

 

そういう知識を地道に頭の中に入れてい
く作業には時間を割かなければならない
ということは覚えておいて下さい。

 

そして、さらに実践を通して自分の血肉
にしていく。

 

だから、知識だけでは絶対に辿りつけな
いのです。

 

全ての物事はいかに本質を、腹落ちする
レベルで理解できるかということにある
と思います。

 

その本質を自分の血肉にするために、多
くの知識を吸収し、数多の実践を通して
膨大な時間をかけるものです。

 

失敗して失敗して、学んでいく。

 

それが物事を熟達させていく。

 

何事にも近道なんてありません。

 

それが王道です。

 

近道を探したとき、その瞬間にあなたの
遠回りは始まっているのです。