おしゃれになれないと諦める前に、一度だけ私にチャンスを下さい

地方の田舎から出てきてかなりダサかった自分が、どんな方法でオシャレになったのか。徹底的な洋服の分析で明らかにされた、あなたの固定観念を揺り動かす新感覚ファッションブログ。超具体的に、本質からオシャレを考える。

【超重要!】あなたは洋服が見えていない!?キーワードは「視線の分散」。

線こんにちは。
ジェームズです。

 

最近は概念についての投稿が多いです。

 

それゆえ重要な話が多いです。

 

なぜなら、概念についての話はおしゃ
れになるためにろ過にろ過を重ねて、
重要な部分を抽出したエッセンスだか
らです。

 

ぎゅっと濃縮した栄養分を頭の中に直
接取り込んでいるようなものです。

 

濃縮されているので、なかなか消化す
るまで時間がかかるかもしれませんが、
消化し終えたとき、おしゃれの認識が
ガラッと変わるはずです。

 

これとこれを組み合わせると、こうい
う風に見えるからこう着こなす!
というのが戦略的に構築できるように
なるのです。

 

曖昧なファッションを、人間の認識や
目の錯覚、心理学を用いて具体的に、
論理的に解きほぐしていく。

 

そして知識や経験、イメージの蓄積に
よるインスピレーションを組みあわせ
た新感覚ファッション構築法

 

まさに右脳と左脳の交差点

 

そんなところを目指してこのブログを
運営しております。

 

だから、人間の認識を説明する部分で
もしかしたら

 

ややこしくて、読んでられない。

こんなの遠回りでしょ。おしゃれ
になるにはもっと簡単な方法がある
でしょ。

 

と思うかもしれません。

 

もしあなたがそう感じるなら、このブ
ログをそっと閉じてしまって構いませ
ん。

 

きっと私とあなたでは、目指すべき方
向、目指したい方向が違うのでしょう。

 

今回は縁が無かったということで、ま
た別の機会にお会いできるときを楽し
みにしております。

 

 

 

でも、

 

 

 

「ちょっと難しいな」

「面倒だな」

 

と感じても、私の書く文章に対して、
ちょっとでも

 

面白いな。新しいな。

難しくても、理解できるように読ん
でみようかな

 

とあなたが思うのであれば、十分に理
解していただけると思いますし、私も
全力でサポートしたいです!

 

ここまで読んでいるあなたは、少なく
とも後者の心情に近いのではないでしょ
うか??

 

でなければ、そもそも「視線の分散
というキーワードを見て、この記事を
読もうと思わないでしょう。

 

また、この長い前置きを読んでいる最
中にとっくに離脱しているはずです。

 

この前置きはそういった、人を「分け
る」作業も兼ねています。

 

私には、最初からやる気のない人に割
くエネルギーはありませんから。

 

あなたはきっと本質を知りたい方なの
でしょう。

 

でなければ、こんなブログ読みません。

 

私も本質大好きです。

 

なぜならシンプルだからです。
難しいことは考えずに済むからです。

 

本質は、遠回りのように見えて実は一
番の近道です。

 

本質が分かれば、一見関係のない多く
のことに応用させることもできます。

 

そのシンプルさゆえに。

 

このブログを読んでいるだけで、もし
かしたらファッションに関係のないと
ころで役に立つことがあるかもしれま
せんね。

 

そこまで本質に迫れるか分かりません
が。笑

 

せっかくなんで一緒に考えてみません
か??

 

ファッションの本質を。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

前置きが予想以上の長さになってしま
いましたが、本題に入ります。

 

今回は人間の知覚に関する話と、それ
がどのようにファッションに関係して
くるのか、一緒に考えていきたいと思
います。

 

と言っても固くならないでください。

 

かいつまんで言えば、
あなたがどの程度正確に他人の洋服
の認識しているか」という話です。

 

おそらく、あなたが1ミリも考えたこ
とのない領域だと思うので、楽しみな
がら学んでいってほしいと思います。

 

 

・あなたには洋服が見えていない。

 

この意味分かりますか??

 

もちろん洋服が見えていないという意
味ではありませんよ。笑

 

もしそうなら、目の前の人が裸か、あ
なたに透視能力があることになってし
まいます。

 

ここで言いたいのは、「あなたは洋服
の情報を素直に受け取れない」という
事です。

 

まだ
「????」ですよね。

 

あなたが他人の服装を見る場面を例に
説明してみましょう。

 

ーーー

 

公園のプラスチックの青いベンチに腰
掛け、スマホを取り出し、ニュースサ
イトを見ているあなた。

 

前から人が歩いてきますが、あなたは
まだ気づいていません。

 

そして、その人があなたの10mほど
まで近づいてようやく認識します。

 

その人はあなたの友達です。

 

ーーー

 

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友達、ベッカムで。笑

 

このときあなたはどこを見て、友達と
判断したでしょうか??

 

服装も1つの手がかりになるでしょう。

 

でもその人を判断する決定的な要素に
なるのは、その人の「」です。

 

これにはあなたも深く同意してくれま
すよね。

 

後ろ姿や服装を見て、人違いすること
はあったとしても、顔を見て人違いす
るなんてことはめったにない。

 

f:id:fashionkakumei:20171029233609j:plain

 

なぜなら、「顔」は、基本的に人間の
身体パーツのなかで最も情報が集まっ
ている場所であり、その人を最もよく
表す象徴的な部分であるからです

 

(ここの情報とは目や鼻や口、耳など
のことを言っています。)

 

当たり前ですよね。

 

人は顔を見て、その人かどうかを判断
します。

 

繰り返すようですが、その顔の情報が
他人と区別がつきやすいほど特徴的な
のです。

 

だからこそ人はどうしても顔に注意が
向きます。

 

つまり、ここから導き出されるのは、
情報が多いほど、視線がそこへ集中す
ということです。

 

ここテストに出ますので、覚えておい
て下さい。

 

答えに近づいてきましたよ。

 

核心まであと少しです。

 

今度は出かける前に自分を鏡で見る
ときを想像してください。

 

出かける前、変じゃないか鏡の前で
チェックしますよね??

 

きっとチェックするはずです。

 

私の父親も、まっっったくと言ってい
いほど洋服に興味ありませんが、一応
出かける前は、チェックしていますか
ら。

 

もしチェックしていない場合は、ちょっ
と全身を鏡で見て下さい。
以下の実験も兼ねて。

 

あなたは、洋服の組み合わせが変じゃ
ないか、よれっとしていないか最終
チェックをしています。

 

あなたは洋服を見ています。

 

でも、それは本当の洋服の姿ではあり
ません。

 

実はこのとき、洋服を見ているようで
いて、見ていません。

 

じゃあどこを見ているのかって??

 

それは顔だったり、洋服の柄であった
り・・・様々です。

 

(情報量が多い服装例)

f:id:fashionkakumei:20170901155237j:plain

http://wear.jp/ 

 

あなたの視界に入る多種多様な情報に
あなたの注意は削がれています。

 

これマジです。

 

嘘だと思うなら、目を細めてみて下さ
い。

 

ぼや~っと自分を見つめると、本当の
自分の洋服のシルエットが見えてきま
すよ。

 

ぼや~っとさせることで、情報が均一
化され洋服のシルエットを捉えやすく
なります。

 

ふわ~っと輪郭だけを読み取ることが
できるイメージです。

 

顔に注意が向かなくなる。
洋服の柄に注意が向かなくなる。
洋服の色に注意が向かなくなる。
etc........

 

によって洋服の輪郭を読み取れるよう
になります。

 

それまで洋服の輪郭は様々な情報によっ
て邪魔されているのです。

 

とりわけ、顔は情報が多いため邪魔する
力が強いのです。

 

視線が分散してしまうということなので
す。

 

人間は一つにしかピントを合わせるこ
とは出来ませんから。

 

つまり、、、

 

 

あなたは洋服が見えていない。とは、

 

ーーーーーーー

人が(自分を含め)人を見るとき、様
々な情報に邪魔され、視線が分散して
しまい、きちんと洋服のシルエットを
把握できない。

ーーーーーーー

 

ということです。

 

 

実はこれに気付いたのは、私が勤めて
いるショップで、頻繁に遠くの鏡に自
分を映していたときでした。

 

何か得るものは無いかと遠くの鏡に自
分を映していたんですね。

 

そして何度も映していると気づくので
す。

 

いつも鏡のすぐ前で見ている自分と、
遠くの鏡に映っている自分の違いに。

 

最初は、距離が遠いからそういう違い
が出るのだろうと思っていましたが、
あるとき決定的な一言をもらってそれ
が確信に変わるきっかけになったのです。

 

オーバーサイズの洋服を着ていたとき
でした。

 

他のスタッフに
「なんか洋服に着られている感があるね」
と言われたのです。

 

最初はその原因を考えました。

 

でも、その原因は分からず、またふと遠
くの鏡に自分を映したときでした。

 

「あれ?洋服に着られている感があるか
も・・・・。」

 

何度も映しているうちに、そう見えるの
も無理はないと確信していくようになっ
たのです。

私は、体型が良いわけでは決してないの
ですが、(本当です。いつか触れますね)
頭は比較的小さいのです。

 

だからこそ、オーバーサイズの洋服を着
るとより大きく見えてしまい、着られて
いる感につながっていったのです

 

近すぎると、見えない。

 

ちょっと距離を置いて、見てみると
本当の姿が浮き上がってきたのです。

 

遠くの鏡と目を細めるのも原理は一緒です。

 

遠くの鏡に自分の姿を映すことによって、
顔などをわかりづらくします。

 

すると、視点を分散させずに済み、シルエッ
トを見ることが出来るようになるのです。

 

(余談ですが、この気づきがYラインのシ
ルエットの本質を読み解くきっかけにもな
りました。またこれもどこかで。)

 

 

このようにして、人間は洋服を見てい
ます。

 

「情報は視線を分散する。」

 

(再掲)

f:id:fashionkakumei:20170901155237j:plain

http://wear.jp/

 

これが今回記事のコアです。

 

これを応用することで、スタイルアッ
プ効果を狙ったり、

顔をごまかしたり、

逆に顔を生かしたり・・・・。

 

様々なことに応用できるようになりま
す。

 

これが理解できると、自分をより生か
すことが出来るようになります。

 

これはおしゃれに見せると同時に、
人間の認識を利用して、かっこよく見
せる本質の解説でもあるわけです。

 

それどころか視点の分散は、他の分野
でも利用できるかもしれないですね。

 

それが本質を理解するということです。

 

「視線の分散」、以後登場するので、
覚えておいて下さいね。

 

 

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PS

前回の内容も今回の内容と関係が
深いので、是非読んでみて下さいね。

 

 

fashionkakumei.hatenablog.com

 

 

頭疲れてるかもしれませんが。笑

 

私もちょこっと疲れました。笑