おしゃれになれないと諦める前に、一度だけ私にチャンスを下さい

地方の田舎から出てきてかなりダサかった自分が、どんな方法でオシャレになったのか。徹底的な洋服の分析で明らかにされた、あなたの固定観念を揺り動かす新感覚ファッションブログ。超具体的に、本質からオシャレを考える。

洋服の「合う・合わない」を本質から考える。何をもって「合う」と言うのか??

こんにちは。
ジェームズです。

 

「このトップスにこのボトムスは合わ
ないね。」

逆に

「このトップスにこのボトムスは合う
ね!」

 

もっと具体的に言うと、
「黒スキニーにレザー合うね!」

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という会話が至る所で繰り広げられて
います。

 

ちゃんと説明してくれはしないけど、
「合う・合わない」はどうやら存在す
るようです。

 

説明できないのに。

 

(※ここでの「合う・合わない」とは、
洋服同士での相性のことを指します。
その人の雰囲気、つまり顔や体型など
と洋服の相性ではありません。)

 

説明はできないけど、判断は下せるん
です。

 

なぜだと思います??

 

それはある種、直感と言っていいでしょ
う。

 

で、その直感は経験と知識に裏付けら
れているのです。

 

正確に、「合う・合わない」の判断を
下してくれるアパレルショップの販売
員は、膨大な知識と長年の経験から、

「その服とその服は合いますよ!」

という判断を下しているのです。

 

どんな服とどんな服を合わせればおしゃ
れに見えるかという思考錯誤、
お客さんをスタイリングしてきた経験、
洋服の歴史的文脈をたどったルーツ・・

 

こういった様々な知識と経験によって、
ファッションセンスは支えられていま
す。

 

合う合わないというのが分かってきま
す。

 

でも、その「合う合わない」というの
は、具体的な事例の寄せ集めであるた
め、何がどうなれば合う、合わないと
いうのが説明できないのです。

 

先ほどの例を考えてみましょう。

 

「黒スキニーにレザーが合う!」

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と分かっても、それを他に応用できな
いのです。

黒スキニーという具体的なアイテムに
対して、レザーという具体的なアイテ
ムの合わせ方が分かったところで、他
のアイテムの合わせ方が分かりますか??

分からないですよね??

 

それは本質がつかめていないからです。

 

それでは再現性なく、汎用性が無いま
まです。

 

だから、よくwebサイトで
「レザーの着回し方10選」など、着ま
わし方やアイテムの合わせ方などを、
網羅的に取り上げるんです。

 

(批判してるわけじゃないです。見て
るの楽しいですし。念のため・・)

 

その理由の一つに、具体的な着こなし
の理解しか出来ていないというのが当
てはまると思います。

 

実際の着こなしを数多く取り上げるこ
とでしか、着こなし方を解説すること
が難しいのです。

 

もちろんそういう具体的な着こなしを
数多く見ることも大事ですが、それば
かりでもいけないのです。

 

ではどうしたら、「黒スキニー×レザー」
から再現性があり汎用性のある生きた
情報を捉えることが出来るのでしょう
か??

 

「合う・合わない」の本質は一体何な
のでしょうか??

 

そのためにはもう一個先に考えを進め
る必要があります。

 

つまり抽象化ですね。

 

具体的な着こなしから共通点を見出せ
ばいいんです。

 

もっと分かりやすく言うと、

どんな着こなしのときが合うと判断
されや
すいか
どんな着こなしがのときが合わない
と判断さ
れやすいか

を分析していくとおのずと答えは見え
て来るのです。

 

例えば、
同じスラックスにシャツを合わせると
言っても、ヴィンテージのフランネル
のチェックシャツを合わせるのか、普
通のチェックシャツを合わせるのか、
でも随分違います。

 

ヴィンテージシャツ

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http://zozo.jp/ 

 

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http://zozo.jp/

 

スラックスに合わせるのなら、多くの
人がヴィンテージのシャツよりブロー
ドのチェックシャツを選ぶはずです。

 

ヴィンテージのシャツは、かっこいい
かかっこ悪いかは別として、デニムに
合わせるのが合うという人が多いので
はないでしょうか。

 

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http://zozo.jp/ 

 

こういう風に「合う・合わない」の具
体的な例をいくつも考えていくことで
共通点が見えてくるのです。

 

どんなときに合うか、どんなときに合
わないか。

 

その共通点は・・・、

 

ちょっと、
もったいぶってもいいですか??笑

 

この考えに至るまでに、めっちゃ考え
たし、凄く時間かかったんですよ。

 

それをあなたはたった5分で知る。

 

ちょっとぐらいねぇ。
もったいぶっても・・・。

 

うん。

 

言います。

 

 

その共通点とは、

要素の共有」です。

 

これによって、合う合わないが判断
されています。

 

先ほどの例なら、ブロードのチェック
シャツなら、「きれい」な要素をスラッ
クスと共有しています。

 

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http://zozo.jp/

(厳密に言えばスラックスではないのですが・・
許してください。)

 

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http://zozo.jp/

 

ではこちらは?

 

擦れた印象のヴィンテージのシャツに
ダメージデニム。

 

共有する要素は「ダーティ」です。

 

ちょっと汚いというか、そんな印象を
感じますよね。

 

そういった要素を共有するので、
「合う」と判断されるわけです。

 

で、この要素は1アイテムに1要素と
いうわけではなく、1アイテムでいく
つもの要素を持っています

 

しかも、シルエットの「細い」、
「ゆるい」といったものも要素のひと
つになりますし、

 

「ミリタリー」とか洋服の系統を要素
とすることも出来ます。

 

また、「ミリタリー」「ワーク」など
はお互い相性が良いのですが、それは
同じような要素をを共有するからです。

 

機能的で動きやすく、ダーティな印象
などなど。

 

だから、洋服を広い視点で、どんな要
素をもっているかを考えると、洋服同
士の「合う・合わない」が分かってき
ますよ

 

そうやって要素を抜き出していくと、
汎用性が広がるし、他のアイテムと合
わせるときも応用がききますよね。

 

最後に注意なんですが、合うからと言っ
て、その着こなしが必ずしもかっこよ
くなるかはまた別の話なので気を付け
て下さい。

 

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PS

良かったら魂込めて書いた他の記事
も読んでみて下さい。

 

 

fashionkakumei.hatenablog.com

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ありがとうございました。