おしゃれになれないと諦める前に、一度だけ私にチャンスを下さい

地方の田舎から出てきてかなりダサかった自分が、どんな方法でオシャレになったのか。徹底的な洋服の分析で明らかにされた、あなたの固定観念を揺り動かす新感覚ファッションブログ。超具体的に、本質からオシャレを考える。

おしゃれは「客観視と知識」が全て。

おしゃれは「客観視とファッションの
知識」が全てです。

 

 

いかに自分に似合うスタイルを作り
出せるか」です。

 

 

どうすれば自分を最大限かっこ良く、
おしゃれに見せることが出来るか」です。

 

 

そして、それを具体化するファッションの
知識があるかどうかです。

 

 

そのために、私はおしゃれの本質や、
洋服の合わせ方をお話しするわけです。

 

 

時に、近づけたいイメージに寄せる
テクニックをお伝えするわけです。

 

 

かっこいい奴は自分が分かっている。

 

 

おしゃれな奴は自分を知っている。

 

 

そして知識がある。

 

 

技術がある。

 

 

そうやって、自分に合うスタイルという
ものが確立していくわけです。

おしゃれは、「スキル」だ。

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才能は確かにあるから、ファッションに
おいてその能力を発揮するかもしれない。

 

 

(ここでは、才能を圧倒的な能力のこと
を指します。)

 

 

芸術的な感性があるとか、

 

色の組み合わせ方がうまいとか。

 

 

そこまでいかなくても、ちょっと学んで
すぐ生かせる要領の良い人というのは
やっぱりいるものです。

 

 

そういう人は、学んだことの本質を
しっかり見てるか、自然と見てる。

 

 

その分野(この場合はファッション)に
関してだけの可能性もあるけど、それも
ひとつの才能ではあると思います。

 

 

「しっかり見てる」人は、論理的に考えて
本質を探し出そうとする人。

 

左脳型。

 

 

自然と見てる人は、直感で何となく、
本質を理解する人。

 

右脳型。

 

 

左脳型の人は、人に伝えるのが上手だけど
その本質を重視するあまり、柔軟な考え方
が出来なくなります。

 

 

本質が分かると、その本質を守るのが
いいことだという呪縛から、抜け出すこと
が出来ません。

 

 

本質は、あくまでそのものの性質であって、
絶対に正しいわけではないから。

 

 

ファッションに置き換えてみましょう。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

私は

 

ぼやけた着こなしをしては
いけない

 

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https://www.bazzstore.com/unfashion-blog/archives/1024

 

とブログで主張していますが、それは
「メリハリがつかず、野暮ったくなるから」
だと言っています。

 

ぼやけた着こなしは、

「ここ見て下さい!」

というようなポイントを作ることが
出来ないため、着こなしに緩急を作る
ことが出来ません。

 

 

単調な文章みたいなもの。

 

 

歴史を学ぶとき、その教科書に書いてある
のは、ただの事実の羅列だから、つまらない。

 

 

退屈。

 

 

読んでいると眠くなる。

 

 

対して、歴史の参考書を覗いてみると、

 

 

話し言葉で書いてあるものも多く、
また、大事なところは特に強調して
説明してくれるため、分かりやすく
感じる。

 

============

ここが大事!

織田信長は~~したんだよ!
だから~~で~~をやらなければいけなかった。
それを抑えるために~に動くわけなんだ。

============

 

こんな感じ。

 

(まじで文章適当なので、そのあたり
ご了承下さい)

 

ニュアンスを理解してもらえればと
思います。

 

 

話し言葉とか、大事な部分を強調するとか
緩急のある文章や構成にすると、
「分かりやすい!」と思ってもらえると
いうことです。

 

 

そうすることで、
人の感情は動くということです。

 

 

単調な文章は感情が動かない。

 

 

本質的には、単調な文章とぼやけた
着こなしは同じだということです。

 

 

(洋服ですから、無機質な文章ほど感情が
のらないというわけではないですけどね。)

 

 

単調で、トーンが変わらないという意味で。

 

 

つまらない。

 

 

なんとなく良く見えない原因は
これなのです。

 

 

だから、ぼやけそうなアイテムを
取り入れるときは、どこかでシャープ
さを出す必要があります

 

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fashionkakumei.hatenablog.com

 

 

その方がかっこよく見えます。

 

ーーーーーーーーーーーーーーー


というような主張ですね。

 

 

このような主張をした場合に、
ずーっとこの思考が張り付くような
イメージですね。

 

 

「ぼやけそうな着こなしはダメ、ゼッタイ!!」

 

 

みたいな。

 

 

だから、たまに着こなしに不自然さが
出てしまうものなんです。

 

 

与えられた公式に、若干無理に当てはめる
ようなケースが生まれるからですね。

 

 

私もこれに陥りました。

 

 

公式がゼッタイと信じて、当てはめる。

 

 

何でうまくいかないのだろうと思うも、
原因は分からないんです。

 

 

これに対して、

 

 

右脳型の人は、人に伝えるのが下手くそ
だけど柔軟にファッションを変えること
が出来る。

 

 

本質を直感で分かってるから。

 

 

言語化出来ないけど、何となくこうしたら
いいっていうのが分かる。

 

 

「こうしたらかっこよく見えんな」って。

 

 

言語化出来ないからこそ、柔軟
でいられる。

 

 

微妙なニュアンスを表現できる。

 

 

感覚を言葉で説明するのほんと
難しい。

 

 

だからこそ、右脳的な人の方がファッション
においては強いと思います。

 

 

本当に、そこまでの能力があれば。

 

 

実際現実的に、着こなしを見ただけで
一瞬にしてそこまでの情報を読み取れる
人なんてそうそういないと思います。

 

 

相当感覚が鋭敏じゃないと、無理だと
思います。

 

 

じゃあ、現在おしゃれだと言われている
人はどのようにして、おしゃれになって
いったのでしょうか??

 

 

それは、「知識」です。

 

 

自分の試行錯誤や、雑誌を読み込み、
街のおしゃれな人やスナップを参考にして
自分でも取り入れられるかどうか考えてみる。

 

 

そういったことの繰り返しで、自分に
合うファッションが分かっていくもの
です。

 

 

特に客観視能力が高いと、おしゃれになる
スピードは速いです。

 

fashionkakumei.hatenablog.com

 

でも、客観視能力が低くても、心配する
ことはありません。

 

知識をひたすらに入れていけば、
おしゃれになることは可能です。

 

 

「センスは膨大なインプットから生まれる」

 

 

そうです。

 

 

確かに冒頭でもお伝えしたように、
初めからそういった才能がある人や、
才能のかけらを持った飲み込みの
早い人はいます。

 

 

初めから才能を持った人は別として、
才能のかけらぐらいなら、あなたと
同じように知識をインプットする
必要はあるのです。

 

 

つまり、ほとんどの人は知識をインプット
しておしゃれになっているのです。

 

 

おしゃれに限らず、何事もそうですよね。

 

 

勉強を通してその知識を、自分の学力に
変える。

 

 

必要な時、(問題を解くとき)にその能力を
使うことが出来るように。

 

 

その学んだことを、他にも使えるか
考えてみる。

 

 

そこからさらに勉強を進めていくと、
その学力は、完全に自分のものとなり、
考えなくても自然と、応用を利かせ
使えるようになる。

 

 

勉強量に比例して、単なる知識から、
自分の考え方、主張などに応用できる
ようになるわけです。

 

 

知識があなたの一部となってるわけです。

 

 

英語を勉強していて、最初は単語を
覚えるので精一杯。

 

 

徐々に文法や単語のインプット量が
増えてきて、片言だけど何とか
話せるようになる。

 

 

何度も何度も話しているうちに、
スムーズに話せるようになっている。
でもまだ日本語を頭の中で英語に
変換している。

 

 

とうとう、日本語を変換することなく、
スッとよどみなく英語を話せるように
なる。

 

 

というように、知識はあなた次第で
血肉化されます。

 

 

ファッションにおいてこの血肉化まで、
極めることができたら、それはもう

センスに昇華している

と私は考えています。

 

 

でも、現実問題において、「センス」まで
持っていくのは困難でしょう。

 

 

それに、そこまで必要としていない
と思います。

 

 

だからこそ、私は

おしゃれは「スキル」だ

と主張したいのです。

 

 

「センス」に昇華する一歩手前、必要な時
に自由に引っ張り出してこれるような
「スキル」に。

 

 

「スキル」は、時間をかけて習得するもの
です。

 

 

「スキル」と書く以上、
あなたにとって役に立つものでなくては
いけない。

 

 

私は、「おしゃれ」というものの地位の
向上をしたい

 

 

おしゃれは表面的なものととらわれがち
だから。

 

 

でも、おしゃれを学ぶことで、他に応用
できる知識を得ることが出来たら・・。

 

 

おしゃれの見方も変わるのでは
ないでしょうか??

 

 

そのためには、おしゃれを学んだ時に、
他の考え方にも生かせるようにならないと
いけない。

 

 

だから、おしゃれと「何か」を本質的な
ところでつなげてお伝えしていきたい
です。

 

 

斬新な視点で、ファッションを捉えて
発信する。

 

 

先ほどの例を見れば、無機質な文章と
ぼやけた服装は「単調」という部分で
共通していました。

 

 

それだけではまだ役に立たないかもしれ
無いけど、この「単調さ」という概念は
きっと他に役に立つはずです。

 

 

この「単調さ」という概念が人間が嫌う
ものなら、ファッションじゃなくて、
デザインに応用してみようとか。

 

 

無機質で何も感じないデザインじゃなくて、
もっと感情の動くワクワクするものにして
みようとか。

 

 

色々考えられるはずなんです。

 

 

おしゃれを学ぶ過程で身についた
知識を他に生かせるようになる。

 

 

これが出来たらもう、最高です。

 

 

それと、よりおしゃれを本質的に具体的に
語ることによって、出来るだけあなたが
失敗するのを減らしたい

 

 

ファッションは非常にパーソナルな
問題です。

 

 

人によって、身体的特徴は違うし、
顔も違う。

 

 

その中で自分合う服とは一体何だろう
というのを、一緒に考えていきたいのです。

 

 

言葉で具体的に説明しますが、はっきり決め
つけるようなことはしたくありません。

 

 

最初の方で触れた呪縛にとらわれる
ことになる可能性が高いからです。

 

 

だから、明確な基準をはっきり示さない
可能性もあります。

 

 

だから、あなたにとってどこか消化不良
のような、もやっとした気持ちで終わる
こともあるかもしれません。

 

 

でもそれは、右脳的な直感的なニュアンス
を感じてもらいたいからです。

 

 

言葉だけでは語りつくせない微妙な
領域を感じてもらいたいからです。

 

 

左脳でファッションを理解しつつ、
時に右脳でニュアンスを表現する、
おしゃれの構築が出来るようになるような、
情報を提供していきたいと考えています。

 

 

左脳と右脳のバランス。

 

 

これが、スキルとしておしゃれを習得する
ために必要な考え方だと思いますし、
ファッションを「学ぶ」ということだと
思います。

 

 

そして、そのスキルをどうか他分野に
生かしてほしいのです。

 

 

で、スキル獲得の道は、

ひたすら知識を入れまくる

これだけです。

 

 

こうやってインプットをすることは
他に何か勉強したい、習得したいといった
ときにも役に立ちますからね。

 

 

 

 

最後にまとめておきましょう。

 

 

・知識のインプットがやがて「スキル」に
その先には「センス」につながっていく

 

 

・左脳と右脳、論理と感覚をバランスよく
共存させる知識を提供していきたい

 

 

・おしゃれだけでなく、応用できる
本質的で具体的な知識を提供していく
そうすることでおしゃれの地位向上を目指す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さあ、おしゃれを「学ぼう」。

おしゃれはねつ造されたもの。

こんにちは。
ジェームズです。

 

 

あなたは今まで何気なく、洋服を
見て、着ていたと思うのですが、
おしゃれについて考えたことが
ありますか??

 

 

 

よく考えてみると、
「洋服」と「おしゃれ」はすぐに
結びつかない要素です。

 

 

おしゃれよりも先に、体温調節が先
に来るはずだし、

 

おしゃれは、人間が洋服を着るように
なって、かなり後の方に見出された意味
です。

 

 

豊かになって、洋服に新たに意味づけが
施されていきました。

 

 

それが「おしゃれ」です。

 

 

だから、

 

 

 

「おしゃれ」とは、
ねつ造されたものです。

 

 

 

人工的に作られたものです。

 

 

200年程遡るだけで、今のファッションは
「かっこいい」と思われなくなります。

 

 

「おしゃれ」という言葉すら
無かったのかもしれません。

 

 

 

これだけで「おしゃれ」とは、
現代社会で生きるなかでであなたに、
埋め込まれたイメージであり、ねつ造
されたものだということが分かります。


 

今あなたが「かっこいい」とか
「おしゃれ」だとか言っているものは、
全部資本主義社会によって作りだされた
ものです。

 

 

「この服装がおしゃれ!!」

 

 

と雑誌に書いてあって、
モデルが着る。

 

 

 

 

それがかっこよく見えて。

 

 

あなたはこういう服装が
かっこいいんだ、と思い込む
わけです。

 

 

おしゃれなんだと思い込むわけです。

 

 

おしゃれは、作られているんです。

 

 

だからファッションはイメージに
過ぎない

 

 

だからそのイメージを共有できない
人たちには、「おしゃれ」とは思われ
ないわけです。

 

 

このイメージを共有できないという
のは、200年前の人もそうだし、
アフリカの部族の人たちもそう。

 

 

そして、同じ時代を生きる日本人で
さえもこれは同じです。

 


めちゃくちゃファッションに詳しい
人たちとそうでない人。

 

時代も同じなのに、知識量の差が
あってもイメージを共有できない
ことがあるのです。

 

 

よくありますよね。

 

 

ファッションを追求しすぎて、
理解できない服装。

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これは、お互いの知識量に差があって
生まれてしまうイメージの違いなのです。

 

 

 

だからファッションはイメージなのです。

 

 

「おしゃれ」はイメージなのです。

 

 

ここで気を付けなければいけない
のは、さっきも言ったように、個人
個人で思い描いているイメージは
微妙に違います。

 

 

だからこそ、「好み」が生まれます。

 

 

「俺はあの服装が好き!」

 

「僕はこっち!」

 

「私はあっち!」

 

 

などその人がいいと感じるものは、
見てきたもの、育ってきた環境で
変わってきます。

 

 

すなわち得てきた知識によって、
そしてその知識に下した評価によって
その人が「おしゃれ」「かっこいい」
という服装は微妙に変わってくるわけです。

 

 

でも、

「変わってくる」と言っても、
微妙に」です。

 

 

同じ日本に生まれている以上、
そこまで大きな差は生まれません。

 

 

だから、違いはありつつも、
ある程度、テイスト毎にまとめ
られるわけです。

 

 

アメカジ、きれいめ、ワーク系、
モード系など・・・

 

 

そうやってある程度カテゴライズ
することが出来る。

 

 

というかもともとカテゴライズされ
ていたものに、

 

「俺こういう服装好きだわ。」

 

って入っていく方が正しいわけですが。

 

 

だから、そうやって
アメカジとか、きれいめ、ワークとか
のカテゴリーからめっちゃはみ出た
服装している人たちいないじゃない
ですか?

 

 

みんなある程度その枠の中に収まってる。

 

 

まあたまに、思いっきり枠から
はみ出てる人たちもいるんですけど。

 

 

(ちょっと前にテレビでやってたん
ですけど、体に布団巻くとか、拾って
きたゴミを取り入れたりとか。

 

ある意味モードかもしれない・・。)

 

 

色々ごちゃごちゃ言ってしまったん
ですけど、

 

 

強調しておきたいのは、

 

 

おしゃれはねつ造されたもの
である。

 

だからこそ、

 

ファッションはイメージで、
おしゃれもイメージである。

 

 

ということなんです。

 

 

ある程度は固定されたものです。

 

 

しかし、ファッションにトレンドが
あるように微妙にこのイメージは移り
変わってゆきます。

 

 

もうちょっと古臭くなってしまった
服装とかありますよね。

 

 

バブルとか。笑

 

 

ある程度固定されていると言っても、
所詮はイメージなので、時間とともに
揺らいでいくものなのです。

 

 

ある時代では、女性はミニスカなんて
履けなかった。

 

 

ある時代では、デニムを普段着で履く
なんて考えられなかった。

 

 

でも、時間の経過とともに、どちらも
私たちの欠かせないワードローブの
一員として活躍してくれていますよね。

 

 

イメージは変わってきたのです。

 

 

だから、これからも変わるかも
しれません。

 

 

いつか男性がスカートを履くのが
普通になる時代がやってくるのかも
しれないのです。

 

 

こう書くと、ファッションは
移ろいやすく、不安定になものだから
学んでも意味ないんじゃと考えるかも
しれません。

 

 

でも、そんなにイメージの根本は
そうそう変わりませんし、
(生きているうちに変わるかどうか
のレベルだと思います。)

 

トレンドで移ろうイメージも、そんなに
大きいものではないのです。

 

 

あまりにもトレンディ―なものは、
分かりませんが、普通に市販されている
もので、数年ですぐに着れなくなる服
というのはそうそうないです。

 

 

私も数年前に買った服を着ますけど、
古臭いと感じることはないですよ。

 

 

おしゃれは曖昧であっても、ある程度
固定化されたイメージであるため、
そこまで恐れる必要はありません。

 

 

その刷り込まれたイメージを逆に利用
してやるぐらいの気持ちで全然大丈夫
だと思いますよ。

 

 

そのイメージに近づくことがおしゃれ
になるということですから。

 

 

人々が抱いているイメージに自分を
同化させることができれば、
「かっこいい」「おしゃれ」という評価
をもらうことは簡単なのです。

 

 

 

 

 

 

 

*****************

PS

 

実はおしゃれはイメージだけでは
作られるものではありません。

 

 

それが、私が追求してきたことであり、
おしゃれにかっこよく見せるために
不可欠な要素なのです。

 

 

おしゃれの要素を分解してみて、
人間は何に魅かれるのかを考えて、
イメージだけでファッションを
終わらさない。

 

 

いくらイメージと言っても、その
着こなしが「良い!」と思える理由が
他にあるはずと考えたんです。

 

 

おしゃれにとどまらずもっと根本の話。

 

 

✔人間はどんなプロセスを経て美しいと
 思うのか。

 

 

✔人間は何をもってかっこいいと思うのか。

 

 

そういうところ、表面では決して
見えないところを見ようとしてきたのです。

 

 

あなたは良質な情報を選び取る審美眼があるか??そんなんじゃいつまで経ってもおしゃれになれないぞ!

どうも。
ジェームズです。

 

 

ネットという情報の大海原で、ぷかぷか
受動的に流されてないですか??

 

 

船のゆくまま気の向くまま、無意識に
入ってくる情報に身を委ねてないですか??

 

 

そんなんじゃおしゃれになるどころか、
一生人生変わらずそのままですよ。

 

 

なぜなら、この高度情報化社会では、
毎日おびただしい情報がインターネットを
通じて飛び交っています。

 

 

情報が簡単に手に入れられることが
出来るようになりましたが、その手軽さ
ゆえ、良質ではない情報も多く出回って
います。

 

 

だからこそ、この現代社会で勝ち組に
なるのかは、いかに良質な情報を選び
取る力があるかにかかっています

 

 

特に、インターネットの世界は玉石混交。

 

 

よーく自らの頭で考えて、その情報は

「ちゃんとしている情報か」

というのを判断できなければいけません。

 

 

ネットに書いてある情報を鵜呑みにして、
それが間違っている情報だったなんていう
のは自分の時間を大幅に無駄にすることに
なるのですから。

 

 

「いやいや、バカじゃないんだから、
ネットに書いてある情報を簡単に鵜呑み
にしないよ。」

 

 

確かに、親や先生から教育されて、
私たちはネットの情報の信憑性と
いうものを疑ってかかっています。

 

 

でも、ちょっと考えてみて下さい。

 

 

鵜呑みにしないということは、
正しい情報に出会ったときにも、その
情報を素通りする可能性があるという
ことを見逃してはなりません。

 

 

「怪しい」

「本当かなぁ」

 

 

このような思いが心に張り付いていると、
その情報を信じることが出来ていないと、
100%コミットすることが出来ません。

 

 

だから、インターネットの情報では、
あなたが変わることが出来ないのではなく、

 

 

あなたはインターネットの情報を、信じる
ことが出来ずに、100%コミットすることが
出来ず変わることが出来ないのです。

 

 

だから、信じられる情報に身を委ねること
が、ファッションに限らず、成功する鍵と
なります。

 

 

そのためには、最初の選択を間違えては
いけません。

 

 

あなたは変わるためには100%コミット
する必要があり、その情報にずぶずぶに
身を浸す必要がありますから、最初の選択
を間違えると、ずーっと間違えていくこと
になります。

 

 

そのため、最初の情報獲得にお金をかける
というのは、遠回りに見えて非常に合理的
です。

 

 

後々になって、お金も時間も節約できた
という結果をもたらしてくれるのです。

 

 

もちろん、お金をかけたからと言って、
その情報が正しいとは限らないですが、
「当たり」を引く確率は高くなります。

 

 

何も情報を集める媒体はインターネット
だけではないですからね。

 

 

書籍、セミナー、人

など色々ありますから。

 

 

最初から失敗しないというのは
無理でしょう。

 

 

初めのうちは失敗がつきものです。

 

 

そこから学んでいって、正確な選択を
することが出来るようになるわけです。

 

 

いかに良質な情報を、あなたは得ること
が出来るのかが、あなたの人生を変えて
いく鍵となります。

 

 

あなたの背の高さほどに積まれた
ガラクタいっぱいの部屋の中から、
その鍵をを見つけ出すかの如く、

 

 

インターネットの数多ある情報のなか
から、良質な情報を選び出すのは非常に
難しいかもしれません。

 

 

でも、そうやって情報を、自ら主体性を
もって探していく姿勢を持つことが大切
なのです。

 

 

テレビをだらだら見続けるかのように、
情報を受動的に享受するのではなく。

 

 

自ら探してつかみ取ってゆく。

 

 

今一度、情報との向き合い方を考えて
みてもいいのではないでしょうか??

 

 

信頼性のある、あなたが信じることが
出来る情報を見つけ出してゆく。

 

 

しかも良質な情報。

 

 

そうすれば、あなたは結果にコミット
していけるようになるし、そうやって
向き合った情報はあなたに必ず恩恵を
もたらしてくれます。

 

 

今のあなたは、過去情報を吸収し、蓄え、
その情報を実践してきたことの集合体
なのですから。

 

 

 

 

 

 

あと、

この記事も、

 

あなたが砂浜(ネット)から
すくい取った一粒の砂(情報)である
ということも忘れずに。

 

信じるかどうか、

そこにコミットメントするかどうかは

あなたが決めるのです。

 

 

そこに生じるリスクも覚悟しながらも、
信じて全力投球することを決断する。

 

 

その決断の責任は自分にある。

 

 

それが

 

「選択する」

 

ということなのです。

 

 

 

非常に難しいことですけどね。

細かいところまでこだわれないのなら、おしゃれになるのは諦めた方がいい。

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こんにちは。
ジェームズです。

 

結構刺激的なタイトルですが、
これは事実です

 

細部までこだわれないと
おしゃれになれません。

 

おしゃれと言われ、高い評価を得ている
人は皆例外なく、細かいところまで気に
しています。

 

色の合わせ、靴下、その各アイテムの
見せる面積に至るまで、戦略的に
計算してコーディネートを構築している
からこそオシャレなのです。

 

かっこいいのです。

 

そうやって服にかける情熱があるから
こそ、周りと差別化され、憧れられる
存在であるのです。

 

たかが洋服にそこまでしなくちゃ
いけないのかよ。

 

確かに、その気持ちはとてもよく理解
出来ます。

 

実際に私も極度の面倒くさがりで、
そんな細部まで気を配るなんて、やり
たくなかったんですよ。

 

また、そこまで気を配るのは、外見ば
かり気にしていて、表面ばかり追っか
けている中身のない薄っぺらい男のよ
うに感じられたからです。

 

おしゃれになりたいのに、細部まで気を
遣うのはかっこ悪いって。

 

この矛盾をはらんでいたことに、当時は
全く気づきませんでした。

 

なんか自然な感じでおしゃれになれない
かなーって。

 

あんま気を遣ってない感じで。

 

髪もまあ適当にワックスつけてりゃ
いいっしょみたいな。

 

めんどくせぇし。

 

でもかっこよくいたいよなー。

 

 

 

・・・・。

 

 

 

・・・・・・・・・。

 

 

 

 

もしあなたがこんな思考回路だとしたら、
今すぐおしゃれになるのは諦めた方がいいです。

 

時間を無駄にするから。

 

私が経験してきた道筋だから。

 

過去の私のような細部まで気を遣えない
人は、おしゃれになりたくても、
いつまでも中途半端。

 

かけた時間に対してのリターンが
小さいのです。

 

思い切った行動に踏み切れていないから。

 

細部まで気を配るのはかっこ悪い。

という考えがあるから、いつもブレーキを
踏んでしまう。

 

中途半端に終わってしまう。

 

だったら、「細部まで気を遣うぞ!」って
言う意気込みでおしゃれになる覚悟をした
方が、行動も思い切ったものになるし、
当然おしゃれになるスピードも速い

 

もう段違いに速い。

 

かけた時間に対してのリターンが大きい
のは当然なのです。

 

覚悟は決まっているからぶれずに、
ずんずん進んでいける。

 

もし、ここであなたが

「俺は徐々におしゃれになっていくんだ」

という気持ちでいるのなら、時間と労力を
大量に消費することを覚悟しておいた方が
いいです。

 

さっき私は、外見の良さばかり追い
かけて、薄っぺらい男に思われるのが
嫌だと書きましたが、これについてもう
一度考えてみて欲しいのです。

 

おしゃれになりたいと思っているにもかか
わらず、細かい部分まで気を遣う覚悟が
出来ない人と、思い切って覚悟した人。

 

一体どっちが薄っぺらい男になるので
しょうか??

 

覚悟が出来ない男は、時間と労力を無駄に
ファッションにかけている。

 

覚悟出来た男は、より少ない時間で
おしゃれになることができ、他のことに
時間をかけることが出来るようになる。

 

圧倒的に前者だと思います。

 

長い時間ファッションについて
考えることになるんですよ?

 

皮肉にも外見ばかりに傾倒したくない
と思っていた男の方が、ファッション
について考える時間、外見にかける時間
が長くなるのです。

 

だからこそ、かっこよくなりたいのならば、
一回ガツっとファッションに向き合った方が
合理的ですよ

 

と私は言いたいのです。

 

もちろん、今回の記事であなたがおしゃれ
になるのを諦めさせるのが目的なわけでは
ありません。

 

だらだらしちゃうと、おしゃれになる
のは遠くなるし、時間と労力を無駄に
してしまうということを一度考えてみて
欲しかったのです。

 

私が過去してきた失敗から、経験から
こうやってファッションに向き合えば
人生を有効に使えたなということをお
伝えしたかったのです。

 

おしゃれはあくまで、人生をハッピーに
するためのツール。

 

 

外見的に褒められて嬉しくなったり、

 

女の子から気にしてもらえるようになったり、

 

「かっこいいね!」「おしゃれだね!」って
言われるようになってテンション上がったり、

 

それらがきっかけで自信を持って行動できる
ようになったり、

 

そうして、今まで挑戦出来なかったことに
挑戦することが出来るようになったり・・・・

 

ファッションは、こう言う風に、より
人生を豊かにしていくためのツールな
わけです。

 

だから、まずおしゃれになってから、
あなたの人生は動き出すんです。

 

いつまでも足踏みしていたら
もったいないでしょう?

 

人生は有限で、今も刻々と
時を刻んでいます。

 

だから、私と同じ失敗を繰り返さないで
下さい。

 

時間を無駄にしないでください。

 

スキルは一生のものですから、早い
方がそのめいっぱい恩恵を享受できる
わけです。

 

だから、覚悟を決めて下さい。

 

そうすれば、あなたの人生は徐々に
変わっていくでしょう。

 

差し色を靴に使うのはおすすめしない。そのわけ。

こんにちは。
ジェームズです。

 

ちょっと差し色についてもう少し
言いたいことがあるので、この前
の記事の補足的な内容。

 

差し色についての記事。

fashionkakumei.hatenablog.com

 

今回、結構ピンポイントな内容なんです
けど、どうしても言っておかないといけ
ないなと感じたんですよね。

 

っていうか・・言いたい。笑

 

 

 

 

靴では主張が強すぎる。

靴は目立つポイントであり、着こなし
全体の印象を左右するポイントである
とこのブログでも何度か主張してきま
した。

 

fashionkakumei.hatenablog.com

 

「端っこ」は、輪郭を形作るものだけ
あって人の視点を集めます。

f:id:fashionkakumei:20171110000852j:plain
https://store.shopping.yahoo.co.jp/mexico-ya/tlavera-plato-redondo.html

 

この画像を見たときにまず認識する
のは、花柄より丸いお皿ではないで
しょうか??

 

このように、輪郭、つまり端っこは、
強くあなたの目に訴えかけてきます。


だからこそ、印象に残りやすく、
着こなし全体に影響を与えるのです。

 

特に、そのなかでも、顔と足は
与える印象の大きさは群を抜いて
います。

 

その影響力の高さから、洋服は
おしゃれに着こなせても、靴で
失敗しているというケースは
非常に多いのです。

 

f:id:fashionkakumei:20171109234610j:plain

(失敗とまではいかないが、結構
野暮ったくなる。)

 

逆に、洋服の組み合わせが

「ちょっと野暮ったいかなぁ」

と思っても、スタイリッシュな革靴を
履けば一気に挽回できるということも
少なくないのです。

 

 

f:id:fashionkakumei:20170220194905j:plain

http://wear.jp/

 

(かなりルーズな着こなしだけど、
革靴で引き締めている。)

 

私もどちらの経験も数多くしてきて
靴の重要性が分かるようになって
きました。

 

そんな、印象を左右する靴であるから
こそ、差し色として靴に派手な色を
持ってくるのはおすすめしないのです

 

f:id:fashionkakumei:20171114021003j:plain

http://wear.jp/

 

ちょっと靴の主張が強くなりすぎてない
ですか?

 

靴ばかりに目が行ってしまいます。

 

差し色は本来、ごく少ない面積で
スパイス的に使うのが正しい使い方です。

これだと強すぎてしまうんです。

 

 

どうしても靴で差し色を取り入れたい場合は?

 

その場合、差し色の面積を減らすのが
基本です。

 

例えば、赤の差し色を入れたければ、
赤の面積の少ない靴を使うとか。

 

f:id:fashionkakumei:20171114022044j:plain

http://wear.jp/ 

 

レディースですけど、色の面積的には
もう本当にこのくらいで十分。

 

差し色はほんとにちょっと。

 

肝に銘じておきましょう。

ファッションの引き算の考え方は、実はめちゃくちゃシンプル。

ファッションは引き算と足し算です。

 

fashionkakumei.hatenablog.com

 

と過去記事で解説しました。

 

そこでおおまかに

ーーーーーーー

引き算はシンプルでかざらない
おしゃれ。

足し算は遊び心のあるファッ
ショナブルなおしゃれ。

ーーーーーーー

と説明しました。

 

でもこれだけではふわっとしたイ
メージでしか捉えられないのでは
ないでしょうか??

 

いざ行洋服を合わせようと思っても何
がシンプル?何が引き算?となかなか
合わせに迷うのではないでしょうか??

 

これ引いてんの?これ足してんの?
って。

 

基準がはっきりしないまま洋服を合わ
せても、そこから得るものは無いし、
得るものがあったとしてもそれは本当
に微々たるものです。

 

厳しいことを言うようですが、はっき
り言ってそれは時間の浪費です。

 

でも、大丈夫です。

 

ファッションの引き算の考え方だけで
も知っておけば、あなたのファッショ
ンの土台になる部分が見えてきます。

 

例え失敗したとしても、そこから得る
ものはきっとたくさんあります。

 

きちんと次の糧になります。

 

私のように時間と労力の浪費をするこ
とは避けて下さい。

 

大切な時間を無駄にすることはありま
せん。

 

 

・引き算は、めちゃくちゃシンプル。

 

ファッションにおける引き算、
実は考えるまでもないです。

 

「服装がシンプルであるほど、
引いている」

 

と考えてもらって大丈夫です。

 

服装が簡素になるほど、引き算です。

 

ファッション性が無いほど、引き算。

 

f:id:fashionkakumei:20170823235213j:plain

http://wear.jp/

 

この服装とかすごくシンプルで引き算
のファッションですけど、まだ引ける
ところがあります。

 

メガネ、腕時計を外す。

Tシャツの裾部分に入った切り込みを
水平のまっすぐなものにする。

 

などです。

 

服装を味気ない、目立たないものにし
ていく作業が引き算なのです。

 

逆に今度は足してある服装を考えて、
もっと理解を強固なものにしていきま
しょう。

 

f:id:fashionkakumei:20170901155237j:plain

http://wear.jp/

 

ほとんど黒のワントーンなので、色的
には引き算されていますが、他の要素
で足していってますね。

 

ボトムのシルエットを太くする。

ベルトを長めに垂らす。

ブルーレンズのサングラス。

ベレー帽。などなど。

 

こういう要素があってファッション性
を高めているわけです。

 

足し算しているわけです。

 

(ちなみに上の画像は、ファッショナ
ブルですが、バランスよく非常にお
しゃれだと思います。)

 

こういう引き算と足し算を自由自在に
出来るようになれば、あなたはどんな
服装でも出来るようになります。

 

引き算であなたという素材を引き出す
おしゃれ。

 

足し算でファッション性を高めた、洋
服好きからもおしゃれと言われるおしゃれ。

 

もしくは、足し算と引き算を絶妙にブ
レンドさせたハイセンスなおしゃれ。

 

どれも可能なわけです。

 

どちらがいいとかではないです。

 

大事なのはあなたが相手ににどんな印
象を与えたいか。

 

それを考えたときやりたいファッション、
着たい洋服が決まってくると思います。

 

そういうときのための、考え方の武器
なのです。

 

この考え方は。

 

でも、まだ相手にどんな印象を与えた
いのか、そもそもどんな印象を与えら
れるのか、あなたはまだ分からないと
思います。

 

まずはそのあたりからレクチャーして
いきますね。

 

 

 

*****************

PS

もう文章が終わってしまったのに、
大事なことを忘れていました。

 

どうなれば引き算、どうなれば足し算
なのか、もっと具体的な指標をあなた
に授けていませんでした。

 

これを見れば、かなり明確な基準があ
なたのなかに生まれ、引き算はこうい
うもの、足し算はこういうものだとい
うのが理解できるでしょう。

 

ここまで読んでくれたお礼としてどう
ぞお受け取り下さい。

 

ーーーーーーーーーーーーーー

・色

黒白グレーを引き算。
他の色を使うときを足し算。
(原色であるほど足す値が大きい)

 

・シルエット

小さいほど引き算。
大きくなるほど足し算。

・表面

表面が均一なほど引き算。
表面が均一でないほど足し算。

 

・重ね着、や小物を身につける
のも足し算。

ーーーーーーーーーーーーーー

さて質問です。あなたはボロボロになった靴をいつまでもいつまでも履き続けますか??

あなたは今どんな靴を履いていますか??

 

え?ぼろぼろの使い古された靴?

 

そんなんじゃいつまでたってもおしゃ
れになれません。

 

靴ってかなりファッションに影響及ぼ
しますから。

 

おしゃれは足元から」というのも相
応の理由があるということです。

 

きっと感覚的に、
靴・・めっちゃ重要じゃん!ってな
感じで分かっていたんでしょうね。

 

でも、靴が重要って言われていまいち
ピンと来ないのではないでしょうか?

 

え?靴ってそんな重要なの??

そんなに目立たなくない??

って。

 

私も初めはそんなに大切なものと感じ
られなかったからです。

 

腑に落ちて理解できるようになるまで
はかなり時間がかかりました。

 

靴って当然足に身につけるアイテムじゃ
ないですか。

 

だから面積も小さい。

 

目立たない。

 

パッと見たときにすぐに目につくわけ
でもない。

 

こうなってくると、意外と靴は買うの
が後回しにされがちなアイテムに格下
げされます

買ってもなんか印象にそんな影響を与
えるわけでもなさそうだしなーって。

 

「後ででいっか!

その前にアウターとかトップス類買お!」

的な。


トップスはすごく印象が変わったように
感じやすいので、トップスを買いたくな
る気持ちは分かるのですが、それでかっ
こよくなるかはまた別の話なので。

 

f:id:fashionkakumei:20170824165420j:plain

http://zozo.jp/ 

 

靴も印象に大きく影響を与えるのです
が、トップスの方向性とはちょっと違
うんですね。

 

トップスはパッと見の印象をガラッと
変えるのに対し、靴は全体を格上げし
てくれる、そんなイメージ。

 

靴は着こなしを洗練させるみたいな
説明が適していると思います。

 

f:id:fashionkakumei:20170803182739j:plain

http://wear.jp/ 

 

着こなし全体を修正する力というか。

 

補正のかかっていない写真に修整をか
けるみたいな。

 

そんな力があります。

 

(これ伝わるかな・・・。)

 

靴は人間の体のなかでも末端部分であ
るからです。

 

fashionkakumei.hatenablog.com

 

末端部分は、モノにしても何にしても
印象を大きく左右する力があります。

 

なぜなら、末端部分は視点を集めやす
いからです。

 

つまり、その末端部分の影響力が自然
と大きくなるということです。

 

円の中に、どんな絵を描こうとも、そ
の「円」というイメージを崩すことが
できません。


円は輪郭であり、輪郭は末端だからです。

f:id:fashionkakumei:20171110000852j:plain

https://store.shopping.yahoo.co.jp/mexico-ya/tlavera-plato-redondo.html 

 

末端であるということは、それほど強
い影響力あるのです。

 

 

だから、

 

細身の革靴を履けば、全身が引き締まっ
た印象に。

 

f:id:fashionkakumei:20170214232827j:plain

http://zozo.jp/ 

 

ぼてっとしたニューバランスのような
スニーカーを履けば柔らかい印象に。

 

f:id:fashionkakumei:20171109234308j:plain

http://zozo.jp/shop/beautyandyouthunitedarrows/goods/12198536/?did=27865988 

 

f:id:fashionkakumei:20171109234610j:plain

 

この写真は革靴を履くだけで随分印象
が変わると思いますね。

 

こういうぼてっとしたスニーカーは、
全体の雰囲気として締まらない印象に
なりやすいんです。

 

ペットボトルのふたがしまってない
みたいな。

 

カジュアル化が一気に進むんですよ。

 

もうびっくりするぐらいに。

 

逆に細身の革靴だと、本当に引き締
まる。

 

ペットボトルのふたがきつく締まっ
ているみたいに。

 

着こなしが一気に洗練される。

 

もうびっくりするくらいに。

 

そのくらい靴って重要なんですよ。

 

末端なんで。

 

もう何度でも何度でも繰り返します
よ。

 

もう結論はシンプルです。

 

ーーー

靴は印象を大きく左右するから、気
を遣いなさい!!

ーーー

 

ということなんですが、そのニュア
ンスを伝えるのが恐ろしく難しかっ
たですね。

 

あなたはふた閉めますか、それとも
ふた開けますか??

 

この例えが一番しっくり来たんです
けどどうでしょうか?

差し色とは、スイカにふりかけるひとつまみの塩である。

f:id:fashionkakumei:20171109163853j:plain

http://wear.jp/tani/96745/ 

 

よくファッション雑誌でも、

赤の差し色が着こなしのアクセント
に!」とか

差し色に赤を使っていておしゃれで
すよね!

と書かれています。

 

あなたも一度は目にしたことがあるの
ではないでしょうか??

 

もし見ていなかったとしても、上の画
像と言葉だけを見て、差し色とは何な
のか分かりますか??

 

また、差し色が何でおしゃれに見える
のか分かりますか??

 

きっと分からないと思います。

 

私も最初は全然意味が分からなかった
ですから。

 

ファッション雑誌では、読者が当然の
如くその専門用語をしっているかのよ
うに語りかけてきます。

 

だから、雑誌を読んでもいまいちふわっ
としか理解できないわけです。

 

「じゃあ差し色について調べてみよう」
と思って検索してみると、一応それっ
ぽい解説は出てきます。

 

差し色について一定の理解はできるで
しょう。

 

でも、今見てみると、正直差し色とい
う言葉の表面をなぞったような解説だ
なーというのが本音ですね。

 

本質じゃなくない?って。

 

 

表面しか理解できないと、

「うまくいかないなー」

と思い悩む回数が増え、結果無駄な時
間と労力をかけることになります。

 

そんな無駄な時間取り払いたくないで
すか??

 

せっかくこのブログまでたどり着いた
あなたにだけ、一瞬のうちに理解でき
る差し色の本質、お教えしますよ。

 

 

・そもそも差し色って??

 

大辞林 第3版によると、

差し色

単一の淡い地色に、濃い色を柄のように小さく配すること。ポイント-カラー。

 https://kotobank.jp/word/%E5%B7%AE%E3%81%97%E8%89%B2-274547#E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.9E.97.20.E7.AC.AC.E4.B8.89.E7.89.88 

 

だそうです。

 

そうです。

表面上だけ切り取ると、こんな感じで
す。

 

言ってしまえば、これを忠実に守れば
そんなに失敗はしないと思うんですけ
どね。

 

特にここ、「濃い色を柄のように小さ
く配する」というのがポイントです。

 

流石大辞林。

 

この表現はなかなか秀逸だと思います。

 

なかなか核心をついた表現です。

 

他のファッションwebサイトはここに
拡大解釈を入れてしまって差し色の特
徴をぶれさせてしまっているものも見
受けられるので、

それが差し色難民を多く生み出す原因
になりかねないですね。

 

 

 

・差し色でおしゃれに見える理由とは?

 

差し色については一応分かりました
か??

 

「濃い色を小さく柄のように配する」
でしたね。

 

でも、これだけではまだ不十分。

 

差し色の本質はまだ見えてこないです
ね。

 

ですので、差し色を説明するために、
スイカを例に出してみましょう。

 

そう。

 

夏に食べるあのスイカです。

 

f:id:fashionkakumei:20171109181801j:plain

http://www.all-nationz.com/archives/1067019897.html 

ーーーー

夏休みにおばあちゃんの家に行くと、
きまって大皿に並んだ三角にカットさ
れたスイカが出てきて、

 

それを縁側で太陽の日差しを全身に浴
びながら勢いよくかぶりつく。

 

噛んだ瞬間、甘さが口いっぱいに広が
り乾いたのどを潤していく。

 

のどを通ったスイカの水分が、汗で流
れ出た水分を補うかのように全身に染
みわたる。

 

一切れ食べ終わり、二切れ目に手を伸
ばすと、おばあちゃんが塩をひとつま
みかけてくれた。

 

二切れ目にかぶりつくと、口のなかで
甘さが広がりつつも、ときおり塩の
しょっぱさを感じた。

 

塩気がかえってスイカの甘さを引き立
たせ、一切れ目に食べたスイカよりも
二切れ目のほうがより甘く感じ、口の
みずみずしい甘さで満たしていった。

 

ーーーー

 

そう!

このひとつまみの塩こそが差し色なの
である!!

 

なぜだか分かりますか??

 

解説していきますね。

 

それはスイカが洋服に例えられてい
て、塩が差し色に例えられています。

 

甘いスイカに対して、反対の塩気を
加える。(反対というのが大切です!!

 

それもごく少量。

 

これはごく少量だからいいんです。

 

多すぎるとお互いケンカしてしまい
ますよね。

 

少量だからこそ、
ときおりほんのり塩気を感じるからこそ、
甘さをより強く感じるのです。

 

口の中で比較するものがあることによっ
て、お互いをより強く認識できるよう
になるのです。

 

一切れ目は比較するものがありません。

 

甘さだけです。

 

しかし、二切れ目は塩という、甘さと比
較するものが口の中に広がることによっ
て、より強く甘みを感じます。

 

色も同じです。

 

白い紙に白で書いても、分かりません。

 

でも、黒い紙に白で書いてみると、ど
の色よりもはっきり読み取ることが出
来ます。

 

お互いの色味がはっきりするんです。

 

比較するものができることによって。

 

だからスーツもインナーに白シャツを
入れますよね。

 

f:id:fashionkakumei:20171109184418j:plain

http://fashionsnap-freaks.net/

 

要は着こなしを締める力が、差し色に
はあるんです。

 

着こなしにメリハリをつけてくれる。

 

そんな役割があるんです。

 

だからこそメリハリをつけるために、

ーーーーーーー

・出来るだけ反対の色。
(甘さとしょっぱさ)

 

・反対の色程、面積を抑える。
(ケンカしてしまうため。)
(塩少なめ)

 

・面積を抑えると(反対の色であるこ
が条件)かえって強調される。
(甘さとしょっぱさが際立つ)

ーーーーーーー

 

を意識することが大切です。

 

まどろっこしいなら、とりあえず

「暗い色ベースに原色(派手色)」
「面積をめっちゃ少し」

これだけ覚えていれば、なんとかなりま
す。

 

ほら、大辞林。

「濃い色を柄のように小さく配する」

秀逸でしょ?

 

これが差し色の特徴を最大限引き出すた
めの、考え方です。

 

f:id:fashionkakumei:20171109184358j:plain

http://fashionsnap-freaks.net/ 

 

色って深いので、差し色について
もっと詳しく説明しようとすれば、
まだまだ出来るのですが、今回は
ここまでにしましょう。

 

あんまり情報入れても処理できなく
なりますからね。

 

さあ、思う存分差し色ライフを楽し
んで下さい!!

 

 

 

*****************

PS

 

もしかしたら、お気づきですかね??

 

何でメリハリをつけるとおしゃれ
に見えるの??」って。

 

差し色の説明のなかでさらっと出
てきたメリハリ。

 

ここに疑問を持っていたら、あなた
もなかなかの本質厨。

 

それはね・・・・・

 

おっと、時間が・・。

 

ふふ、どこかで説明するかも・・。

ふふ。

洋服の「合う・合わない」を本質から考える。何をもって「合う」と言うのか??

こんにちは。
ジェームズです。

 

「このトップスにこのボトムスは合わ
ないね。」

逆に

「このトップスにこのボトムスは合う
ね!」

 

もっと具体的に言うと、
「黒スキニーにレザー合うね!」

f:id:fashionkakumei:20171028214347j:plain

 

という会話が至る所で繰り広げられて
います。

 

ちゃんと説明してくれはしないけど、
「合う・合わない」はどうやら存在す
るようです。

 

説明できないのに。

 

(※ここでの「合う・合わない」とは、
洋服同士での相性のことを指します。
その人の雰囲気、つまり顔や体型など
と洋服の相性ではありません。)

 

説明はできないけど、判断は下せるん
です。

 

なぜだと思います??

 

それはある種、直感と言っていいでしょ
う。

 

で、その直感は経験と知識に裏付けら
れているのです。

 

正確に、「合う・合わない」の判断を
下してくれるアパレルショップの販売
員は、膨大な知識と長年の経験から、

「その服とその服は合いますよ!」

という判断を下しているのです。

 

どんな服とどんな服を合わせればおしゃ
れに見えるかという思考錯誤、
お客さんをスタイリングしてきた経験、
洋服の歴史的文脈をたどったルーツ・・

 

こういった様々な知識と経験によって、
ファッションセンスは支えられていま
す。

 

合う合わないというのが分かってきま
す。

 

でも、その「合う合わない」というの
は、具体的な事例の寄せ集めであるた
め、何がどうなれば合う、合わないと
いうのが説明できないのです。

 

先ほどの例を考えてみましょう。

 

「黒スキニーにレザーが合う!」

f:id:fashionkakumei:20171028214347j:plain

と分かっても、それを他に応用できな
いのです。

黒スキニーという具体的なアイテムに
対して、レザーという具体的なアイテ
ムの合わせ方が分かったところで、他
のアイテムの合わせ方が分かりますか??

分からないですよね??

 

それは本質がつかめていないからです。

 

それでは再現性なく、汎用性が無いま
まです。

 

だから、よくwebサイトで
「レザーの着回し方10選」など、着ま
わし方やアイテムの合わせ方などを、
網羅的に取り上げるんです。

 

(批判してるわけじゃないです。見て
るの楽しいですし。念のため・・)

 

その理由の一つに、具体的な着こなし
の理解しか出来ていないというのが当
てはまると思います。

 

実際の着こなしを数多く取り上げるこ
とでしか、着こなし方を解説すること
が難しいのです。

 

もちろんそういう具体的な着こなしを
数多く見ることも大事ですが、それば
かりでもいけないのです。

 

ではどうしたら、「黒スキニー×レザー」
から再現性があり汎用性のある生きた
情報を捉えることが出来るのでしょう
か??

 

「合う・合わない」の本質は一体何な
のでしょうか??

 

そのためにはもう一個先に考えを進め
る必要があります。

 

つまり抽象化ですね。

 

具体的な着こなしから共通点を見出せ
ばいいんです。

 

もっと分かりやすく言うと、

どんな着こなしのときが合うと判断
されや
すいか
どんな着こなしがのときが合わない
と判断さ
れやすいか

を分析していくとおのずと答えは見え
て来るのです。

 

例えば、
同じスラックスにシャツを合わせると
言っても、ヴィンテージのフランネル
のチェックシャツを合わせるのか、普
通のチェックシャツを合わせるのか、
でも随分違います。

 

ヴィンテージシャツ

f:id:fashionkakumei:20171108021735j:plain

http://zozo.jp/ 

 

f:id:fashionkakumei:20171108021657j:plain

http://zozo.jp/

 

スラックスに合わせるのなら、多くの
人がヴィンテージのシャツよりブロー
ドのチェックシャツを選ぶはずです。

 

ヴィンテージのシャツは、かっこいい
かかっこ悪いかは別として、デニムに
合わせるのが合うという人が多いので
はないでしょうか。

 

f:id:fashionkakumei:20171108021940j:plain

http://zozo.jp/ 

 

こういう風に「合う・合わない」の具
体的な例をいくつも考えていくことで
共通点が見えてくるのです。

 

どんなときに合うか、どんなときに合
わないか。

 

その共通点は・・・、

 

ちょっと、
もったいぶってもいいですか??笑

 

この考えに至るまでに、めっちゃ考え
たし、凄く時間かかったんですよ。

 

それをあなたはたった5分で知る。

 

ちょっとぐらいねぇ。
もったいぶっても・・・。

 

うん。

 

言います。

 

 

その共通点とは、

要素の共有」です。

 

これによって、合う合わないが判断
されています。

 

先ほどの例なら、ブロードのチェック
シャツなら、「きれい」な要素をスラッ
クスと共有しています。

 

f:id:fashionkakumei:20171108021657j:plain

http://zozo.jp/

(厳密に言えばスラックスではないのですが・・
許してください。)

 

f:id:fashionkakumei:20171108021940j:plain

http://zozo.jp/

 

ではこちらは?

 

擦れた印象のヴィンテージのシャツに
ダメージデニム。

 

共有する要素は「ダーティ」です。

 

ちょっと汚いというか、そんな印象を
感じますよね。

 

そういった要素を共有するので、
「合う」と判断されるわけです。

 

で、この要素は1アイテムに1要素と
いうわけではなく、1アイテムでいく
つもの要素を持っています

 

しかも、シルエットの「細い」、
「ゆるい」といったものも要素のひと
つになりますし、

 

「ミリタリー」とか洋服の系統を要素
とすることも出来ます。

 

また、「ミリタリー」「ワーク」など
はお互い相性が良いのですが、それは
同じような要素をを共有するからです。

 

機能的で動きやすく、ダーティな印象
などなど。

 

だから、洋服を広い視点で、どんな要
素をもっているかを考えると、洋服同
士の「合う・合わない」が分かってき
ますよ

 

そうやって要素を抜き出していくと、
汎用性が広がるし、他のアイテムと合
わせるときも応用がききますよね。

 

最後に注意なんですが、合うからと言っ
て、その着こなしが必ずしもかっこよ
くなるかはまた別の話なので気を付け
て下さい。

 

*********************

PS

良かったら魂込めて書いた他の記事
も読んでみて下さい。

 

 

fashionkakumei.hatenablog.com

fashionkakumei.hatenablog.com

fashionkakumei.hatenablog.com

 

ありがとうございました。

【超重要!】あなたは洋服が見えていない!?キーワードは「視線の分散」。

線こんにちは。
ジェームズです。

 

最近は概念についての投稿が多いです。

 

それゆえ重要な話が多いです。

 

なぜなら、概念についての話はおしゃ
れになるためにろ過にろ過を重ねて、
重要な部分を抽出したエッセンスだか
らです。

 

ぎゅっと濃縮した栄養分を頭の中に直
接取り込んでいるようなものです。

 

濃縮されているので、なかなか消化す
るまで時間がかかるかもしれませんが、
消化し終えたとき、おしゃれの認識が
ガラッと変わるはずです。

 

これとこれを組み合わせると、こうい
う風に見えるからこう着こなす!
というのが戦略的に構築できるように
なるのです。

 

曖昧なファッションを、人間の認識や
目の錯覚、心理学を用いて具体的に、
論理的に解きほぐしていく。

 

そして知識や経験、イメージの蓄積に
よるインスピレーションを組みあわせ
た新感覚ファッション構築法

 

まさに右脳と左脳の交差点

 

そんなところを目指してこのブログを
運営しております。

 

だから、人間の認識を説明する部分で
もしかしたら

 

ややこしくて、読んでられない。

こんなの遠回りでしょ。おしゃれ
になるにはもっと簡単な方法がある
でしょ。

 

と思うかもしれません。

 

もしあなたがそう感じるなら、このブ
ログをそっと閉じてしまって構いませ
ん。

 

きっと私とあなたでは、目指すべき方
向、目指したい方向が違うのでしょう。

 

今回は縁が無かったということで、ま
た別の機会にお会いできるときを楽し
みにしております。

 

 

 

でも、

 

 

 

「ちょっと難しいな」

「面倒だな」

 

と感じても、私の書く文章に対して、
ちょっとでも

 

面白いな。新しいな。

難しくても、理解できるように読ん
でみようかな

 

とあなたが思うのであれば、十分に理
解していただけると思いますし、私も
全力でサポートしたいです!

 

ここまで読んでいるあなたは、少なく
とも後者の心情に近いのではないでしょ
うか??

 

でなければ、そもそも「視線の分散
というキーワードを見て、この記事を
読もうと思わないでしょう。

 

また、この長い前置きを読んでいる最
中にとっくに離脱しているはずです。

 

この前置きはそういった、人を「分け
る」作業も兼ねています。

 

私には、最初からやる気のない人に割
くエネルギーはありませんから。

 

あなたはきっと本質を知りたい方なの
でしょう。

 

でなければ、こんなブログ読みません。

 

私も本質大好きです。

 

なぜならシンプルだからです。
難しいことは考えずに済むからです。

 

本質は、遠回りのように見えて実は一
番の近道です。

 

本質が分かれば、一見関係のない多く
のことに応用させることもできます。

 

そのシンプルさゆえに。

 

このブログを読んでいるだけで、もし
かしたらファッションに関係のないと
ころで役に立つことがあるかもしれま
せんね。

 

そこまで本質に迫れるか分かりません
が。笑

 

せっかくなんで一緒に考えてみません
か??

 

ファッションの本質を。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

前置きが予想以上の長さになってしま
いましたが、本題に入ります。

 

今回は人間の知覚に関する話と、それ
がどのようにファッションに関係して
くるのか、一緒に考えていきたいと思
います。

 

と言っても固くならないでください。

 

かいつまんで言えば、
あなたがどの程度正確に他人の洋服
の認識しているか」という話です。

 

おそらく、あなたが1ミリも考えたこ
とのない領域だと思うので、楽しみな
がら学んでいってほしいと思います。

 

 

・あなたには洋服が見えていない。

 

この意味分かりますか??

 

もちろん洋服が見えていないという意
味ではありませんよ。笑

 

もしそうなら、目の前の人が裸か、あ
なたに透視能力があることになってし
まいます。

 

ここで言いたいのは、「あなたは洋服
の情報を素直に受け取れない」という
事です。

 

まだ
「????」ですよね。

 

あなたが他人の服装を見る場面を例に
説明してみましょう。

 

ーーー

 

公園のプラスチックの青いベンチに腰
掛け、スマホを取り出し、ニュースサ
イトを見ているあなた。

 

前から人が歩いてきますが、あなたは
まだ気づいていません。

 

そして、その人があなたの10mほど
まで近づいてようやく認識します。

 

その人はあなたの友達です。

 

ーーー

 

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友達、ベッカムで。笑

 

このときあなたはどこを見て、友達と
判断したでしょうか??

 

服装も1つの手がかりになるでしょう。

 

でもその人を判断する決定的な要素に
なるのは、その人の「」です。

 

これにはあなたも深く同意してくれま
すよね。

 

後ろ姿や服装を見て、人違いすること
はあったとしても、顔を見て人違いす
るなんてことはめったにない。

 

f:id:fashionkakumei:20171029233609j:plain

 

なぜなら、「顔」は、基本的に人間の
身体パーツのなかで最も情報が集まっ
ている場所であり、その人を最もよく
表す象徴的な部分であるからです

 

(ここの情報とは目や鼻や口、耳など
のことを言っています。)

 

当たり前ですよね。

 

人は顔を見て、その人かどうかを判断
します。

 

繰り返すようですが、その顔の情報が
他人と区別がつきやすいほど特徴的な
のです。

 

だからこそ人はどうしても顔に注意が
向きます。

 

つまり、ここから導き出されるのは、
情報が多いほど、視線がそこへ集中す
ということです。

 

ここテストに出ますので、覚えておい
て下さい。

 

答えに近づいてきましたよ。

 

核心まであと少しです。

 

今度は出かける前に自分を鏡で見る
ときを想像してください。

 

出かける前、変じゃないか鏡の前で
チェックしますよね??

 

きっとチェックするはずです。

 

私の父親も、まっっったくと言ってい
いほど洋服に興味ありませんが、一応
出かける前は、チェックしていますか
ら。

 

もしチェックしていない場合は、ちょっ
と全身を鏡で見て下さい。
以下の実験も兼ねて。

 

あなたは、洋服の組み合わせが変じゃ
ないか、よれっとしていないか最終
チェックをしています。

 

あなたは洋服を見ています。

 

でも、それは本当の洋服の姿ではあり
ません。

 

実はこのとき、洋服を見ているようで
いて、見ていません。

 

じゃあどこを見ているのかって??

 

それは顔だったり、洋服の柄であった
り・・・様々です。

 

(情報量が多い服装例)

f:id:fashionkakumei:20170901155237j:plain

http://wear.jp/ 

 

あなたの視界に入る多種多様な情報に
あなたの注意は削がれています。

 

これマジです。

 

嘘だと思うなら、目を細めてみて下さ
い。

 

ぼや~っと自分を見つめると、本当の
自分の洋服のシルエットが見えてきま
すよ。

 

ぼや~っとさせることで、情報が均一
化され洋服のシルエットを捉えやすく
なります。

 

ふわ~っと輪郭だけを読み取ることが
できるイメージです。

 

顔に注意が向かなくなる。
洋服の柄に注意が向かなくなる。
洋服の色に注意が向かなくなる。
etc........

 

によって洋服の輪郭を読み取れるよう
になります。

 

それまで洋服の輪郭は様々な情報によっ
て邪魔されているのです。

 

とりわけ、顔は情報が多いため邪魔する
力が強いのです。

 

視線が分散してしまうということなので
す。

 

人間は一つにしかピントを合わせるこ
とは出来ませんから。

 

つまり、、、

 

 

あなたは洋服が見えていない。とは、

 

ーーーーーーー

人が(自分を含め)人を見るとき、様
々な情報に邪魔され、視線が分散して
しまい、きちんと洋服のシルエットを
把握できない。

ーーーーーーー

 

ということです。

 

 

実はこれに気付いたのは、私が勤めて
いるショップで、頻繁に遠くの鏡に自
分を映していたときでした。

 

何か得るものは無いかと遠くの鏡に自
分を映していたんですね。

 

そして何度も映していると気づくので
す。

 

いつも鏡のすぐ前で見ている自分と、
遠くの鏡に映っている自分の違いに。

 

最初は、距離が遠いからそういう違い
が出るのだろうと思っていましたが、
あるとき決定的な一言をもらってそれ
が確信に変わるきっかけになったのです。

 

オーバーサイズの洋服を着ていたとき
でした。

 

他のスタッフに
「なんか洋服に着られている感があるね」
と言われたのです。

 

最初はその原因を考えました。

 

でも、その原因は分からず、またふと遠
くの鏡に自分を映したときでした。

 

「あれ?洋服に着られている感があるか
も・・・・。」

 

何度も映しているうちに、そう見えるの
も無理はないと確信していくようになっ
たのです。

私は、体型が良いわけでは決してないの
ですが、(本当です。いつか触れますね)
頭は比較的小さいのです。

 

だからこそ、オーバーサイズの洋服を着
るとより大きく見えてしまい、着られて
いる感につながっていったのです

 

近すぎると、見えない。

 

ちょっと距離を置いて、見てみると
本当の姿が浮き上がってきたのです。

 

遠くの鏡と目を細めるのも原理は一緒です。

 

遠くの鏡に自分の姿を映すことによって、
顔などをわかりづらくします。

 

すると、視点を分散させずに済み、シルエッ
トを見ることが出来るようになるのです。

 

(余談ですが、この気づきがYラインのシ
ルエットの本質を読み解くきっかけにもな
りました。またこれもどこかで。)

 

 

このようにして、人間は洋服を見てい
ます。

 

「情報は視線を分散する。」

 

(再掲)

f:id:fashionkakumei:20170901155237j:plain

http://wear.jp/

 

これが今回記事のコアです。

 

これを応用することで、スタイルアッ
プ効果を狙ったり、

顔をごまかしたり、

逆に顔を生かしたり・・・・。

 

様々なことに応用できるようになりま
す。

 

これが理解できると、自分をより生か
すことが出来るようになります。

 

これはおしゃれに見せると同時に、
人間の認識を利用して、かっこよく見
せる本質の解説でもあるわけです。

 

それどころか視点の分散は、他の分野
でも利用できるかもしれないですね。

 

それが本質を理解するということです。

 

「視線の分散」、以後登場するので、
覚えておいて下さいね。

 

 

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PS

前回の内容も今回の内容と関係が
深いので、是非読んでみて下さいね。

 

 

fashionkakumei.hatenablog.com

 

 

頭疲れてるかもしれませんが。笑

 

私もちょこっと疲れました。笑

【初心者必読!】おしゃれは算数??算数さえ出来ればおしゃれになれる!

こんにちは。
ジェームズです。

 

おしゃれとはなんなのか、どうした
らおしゃれになれるのか?

と考えているあなたにとって必読の内
容です。

 

なぜなら、小学生が習う算数さえでき
れば、あなたはおしゃれのベースとな
る考えをすぐさまインストールできる
からです

 

私も常にこの考えが、頭の中にありま
す。

 

着こなしを構築する際、この考えはと
ても重要になります。

 

相手に与える印象を、自分の力で自由
自在にコントロールできるようになる
のです。

 

あの人には、出来る人のイメージを持っ
てもらいたいからシンプルで大人っぽい
服装で行こう!

 

初デートだから、シンプル且つきれいめ
な、分かりすくかっこよく思ってもらえ
る服装で行こう!とか。

 

この重要性分かりますか??

 

理解してますか??

 

おしゃれになるために、本質的には、こ
の考えだけで良いって事ですよ。

 

でもそれだけでは、ちょっと足りないから
「パーカーはこう着こなした方がいいよ」
など、具体的に指南するわけですが。

 

だから極論この考えだけでいいんです。

 

それぐらい本質的で根本的で重要な考えだ
ということです。

 

あなたは今まさにそれを知ろうとしている
んですよ。

 

 

 

・おしゃれは算数とは・・・??

 

算数は小学生で習うもの。

 

その習ったもののなかに何がありまし
た??

 

足し算、引き算、掛け算、割り算・・・
などなど色々ありましたが、

 

どれも今のあなたからすれば、簡単で
すよね??笑

 

そんな小学生低学年でもできる計算式
ファッションも当てはめることが出
るよということなんです。

 

すごくないですか??

 

カオスなファッション、おしゃれとい
う概念が計算式で考えることが出来るって。

 

曖昧で、はっきりしないものがはっき
りしていく・・・。

 

そんな感覚を味わってください。

 

ではその計算式とは一体何でしょうか??

 

 

それは・・・・・・・・

 

 

 

 

 

引き算足し算です。

 

 

小学校で一番最初に習う計算式ですよね。

 

この簡単な式でファッションも考えるこ
とが出来るわけです。

 

でも、まだまだイメージできないと思い
ます。

 

ファッションをどうやって引き算足し算
に当てはめるのか。

 

ちょっと言い換えてみましょう。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

引き算は着飾らないおしゃれ。
簡単に言うとシンプルなファッション。

 

足し算は着飾るおしゃれ。
簡単に言うと遊び心のあるファッション。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

この感覚を養うことが出来ると、あなた
のファッションの幅は大きく広がり、
自由自在にファッションを構築できるよ
うになるのです。

 

着飾らない。
シンプル。

f:id:fashionkakumei:20160708173911j:plain

http://lookbook.nu/user/72561-Christoph-S/looks 

着飾る。
ファッショナブル。

f:id:fashionkakumei:20161203224908j:plain

http://wear.jp/ 

 

ポイントとしては、引き算をベースに、
足していくという感覚を養うといいです

 

これが出来ると、シンプルな着こなしか
ら、ファッショナブルな着こなし、その
いいとこ取りをするようなファッション
まで自由に引き出せるようになります。

 

実は、この引き算と足し算の考えは、
多くの著名人、スタイリストなども言葉
にしています。

 

ここでは紹介しませんが、
あのココ・シャネルも引き算のおしゃれ
について名言を残していますしね。

 

多くの人がおしゃれの足し算引き算につ
いて述べているんですね。

 

しかし、それが具体的なレベルで解説し
ている人はあまりいませんでした。

 

皆、「シンプルなファッションで自分を
引き出すおしゃれが引き算」というよう
な感じでやや抽象的です。

 

私はもっと具体的に説明できます。

 

色、シルエットがどうなれば引き算で、
どうなれば足し算なのか。

 

ただ、長くなってしまうので、今回はこ
こまでにしてまたの機会にしましょう。

あまり詰め込みすぎてもいけませんから。

 

 

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PS

この記事に合わせて以下の記事も読むと
おしゃれとは何なのか、

巷で言われている、シンプル・きれいめ
ファッションとは何なのかが分かります。

 

fashionkakumei.hatenablog.com

 

是非読んでみて下さいね。